餅

重慶飯店のこだわり

深く闇にとけこむような漆黒の夜空に、凛と輝く満月。
そんな原風景をお菓子として表現した「月餅」は、もともと秋の中秋節に食べられるお菓子でした。

重慶飯店では、従来の月餅を日本人の好みにアレンジ。
味はもちろん、水分量にいたるまで、皮と餡のバランスにこだわり、絶妙な味わいを実現しました。

上品でしなやかな皮

代々守り抜いた伝統の製法・技術で、皮は柔らかくフルーティーな味わいに、卵黄で、見た目に美しい焼き色をほどこします。

2時間かけて練り上げるきめ細かな餡

熟練した職人が、独自製法の水飴と菜種油から、しっとりして美しく艶やかな餡を2時間かけて練り上げます。
定番の豆沙餡(とうさあん)は、美しい黒あんの色や食感、小豆の風味を引き立たせるため、健康によいと愛される「竹の炭」を用い、まろやかに仕上げました。
また、定番の豆沙餡だけでなく、香りのよい黒胡麻を練り込んだ黒麻餡(くろまあん)、桃仁餡(とうにんあん)、伍仁百菓(うにんひゃっか)など、さまざまな餡をご用意。
ぜひ食べ比べて、お楽しみください。

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重慶飯店のこだわり

中国には「中秋節」という国民の祭日があります。
春節(旧正月)の次に大きな行事として、豊作を祝う日であり、名月を愛でながら一家団欒を楽しむことから、別名「団円節」とも呼はれています。

唐朝の時代、唐明皇帝か中秋節の祝宴に善行を施した人々を宮廷に招き、「中秋月餅」と名付けられたお菓子が供されました。
満月をかたどって丸く、月宮や玉兎の押し型を施し、美しく焼き上けられた高貴な味わいであったと言います。
以降、中国銘菓として伝承。
中秋節の満月の夜に「月餅」を食へると幸せになるとされています。

そんな特別なお菓子も、今ては一年中食べることができるようになりましたが、中秋節(旧暦8月15日)の頃になると、季節限定で、特別な月餅が登場します。
漆黒の夜空である黒餡に、塩漬け卵の黄身を満月に見立てた美しい月餅てす。
黄身の塩味か甘さを押さえた黒あんを一層引き立て、まろやかでコクのある味わいを、ぜひご堪能ください。
※重慶飯店では、8〜9月の期間限定で販売しています。

なぜ、餅と書くのに、おもちが入っていないの?

皮で包みこみ、焼き上げた中華菓子は大きく「餅(ぴん)」と「酥(す)」に分けられます。

「餅(ぴん)」は、小麦粉を練った皮で包み込んだ中華菓子のこと。
月餅を「げっぺい」と読むのは日本独自の呼称で、中国では「ゆえぴん」と呼びます。

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【お召し上がり方】

サイズまでもこだわります

重慶飯店の大月餅は直径8cm。
「こんなに大きな月餅は1人では食べられないわ!」と思われるかもしれません。
しかし、この大きさが重慶飯店のこだわりなのです。

重慶飯店の月餅は、味はもちろん、水分量にいたるまで、皮と餡のバランスにこだわり、絶妙な味わいを実現するためにたどりついた「こだわりの大きさ」です。

大きなサイズは4等分や8等分に切り分けて、お召し上がりください。
また気軽にお召上がり頂けるサイズの小月餅、沢山の種類をお楽しみいただけるミニ月餅もご用意しております。

冷蔵庫でおいしく、冷凍庫で保管、日保ちは1ヶ月?

冷蔵庫で冷やしても、おいしくお召し上がりいただけます。
月餅は水分量が少ないので、21日〜28日、常温で日保ちするのが特徴です。
また冷凍庫で保管していただくことも可能ですので、お好みに合わせてお楽しみ下さい。

登山やハイキング、受験生のお夜食に

月餅や中華菓子は、常温での長期保存が可能で腹持ちがよく、滋養に富んでいるので、登山やハイキングなどのアウトドアシーンに、受験生のお夜食に、喜ばれています。

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