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中国の種族である番人(ばんじん)が、餡を皮で包んで細い筒状とし、切って焼き上げたお菓子がありました。重慶飯店では、このお菓子を独自にアレンジ。 定番の豆沙餡を、もっと楽しんでいただきたいと、生地に卵とミルクを練りこみ、しっとりとした皮で包みました。 そして表面にはローストしたクルミをたっぷりトッピング。 皮と餡のしっとりとした食感とクルミの香ばしさで香りで食感の良いお菓子に焼き上げました。 月餅が日本で「げっぺい」と呼ばれるため、中国では「餅」を「ぴん」と読むため、私たちはこのオリジナル商品を「ばんぴん」と呼んでいます。
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深く闇にとけこむような漆黒の夜空に、凛と輝く満月。そんな原風景をお菓子として表現した「月餅」を重慶飯店では、従来の月餅を日本人の好みにアレンジ。味はもちろん、水分量にいたるまで、皮と餡のバランスにこだわり、絶妙な味わいを実現しました。代々守り抜いた伝統の製法・技術で、皮は柔らかくフルーティーな味わいに、卵黄で、見た目に美しい焼き色をほどこします。しっとりと美しく艶やかな餡は、熟練した職人が、独自製法の水飴と菜種油から2 時間かけて練り上げます。さまざまな餡をぜひ食べ比べて、お楽しみください。
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皮で包みこみ、焼き上げた中華菓子は大きく「餅(ぴん)」と「酥(す)」に分けられます。「酥(す)」は、職人技が光る見た目にも楽しい彩り鮮やかな手作りのお菓子。いわゆる工芸菓子です。お花や葉っぱなど、ひとつひとつ丁寧に作り上げていきます。小麦とラードを使用することにより、サクッと独特な食感のパイ菓子やクッキーに。洋菓子との大きな違いは、『包む』こと。材料を混ぜ合わせるのではなく、皮と餡を丁寧に仕込み、包み込む…。美しさと美味しさのバランスは熟練した職人技です。華やかな彩りとサクサクとした食感を是非ご賞味ください。
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